旧陸軍の特攻隊員として戦死した、山口県岩国市出身の男性の遺品が、岩国市内で公開されています。

岩国市出身で旧日本陸軍のパイロット、新屋勇さん。

1945年の4月11日、敵艦に体当たりして、21歳で亡くなりました。

遺品は、命日に合わせ新屋さんが通っていた、岩国練武場で公開されています。

こちらの手帳には、飛行訓練や教官からの指導の内容が記載されています。

訓練の終盤で、新屋さんは自宅上空のデモフライトで、手紙の入った容器を落とすパフォーマンスを披露したそうです。

〓当時の様子を見学した男性〓

「低空で来て通信筒の後ろにヒラヒラしたテープを付けたモノをポンと落とし、

自宅近くの道路に落ちた。」

道場の関係者は、若くして亡くなった大先輩の思いなどを知ってほしいとしています。