にぎわい復活に期待が集まります。

周南市の中心商店街にできた複合商業施設「徳山デッキ」の

オープニングセレモニーが行われました。

JR徳山駅近くにできた「徳山デッキ」。

18日のグランドオープンを前にテープカットが行われました。

徳山デッキがたつみなみ銀座商店街はかつては

県内最大級の商業地として栄えましたが2000年代に入ると

郊外型大型店舗の進出や人口減少によりにぎわいを失いました。

「徳山デッキ」は衰退した駅前ににぎわいを取り戻そうと進められた

再開発事業の核施設として整備されました。

総事業費は122億円国と市から約34億円の補助金が出ています。

徳山デッキを運営する「パークタウン商業運営」の

黒神社長は駅前の活性化に期待を寄せます。

=黒神直大社長=

「まちを盛り上げていこうという気持ちのある方に出展していただいておりますので、

ぜひそういう若い方々たちを応援しよう徳山デッキを応援しようという気持ちで

来ていただければ嬉しいと思っております」

徳山デッキには約30のテナントが入る予定で、

すでにスポーツショップやカフェなど20近い店舗が営業を開始しています。

コンセプトは「ココロとカラダのウエルネス」。

医療ホワイトニングができる歯科や県内初出店の美容整形クリニックも入っています。

=周南市民=

「ずっと周南市に住んでいるんですけど、こういう都会的なものができて

すごい素敵でよかったなと思います」

=yab記者=

「あしたには徳山デッキの中核テナントとして位置づけられている業務スーパーも

オープンします」

一般のお客さんも利用できる「業務スーパー」のオープンには

市民からの期待の声が聞こえてきます。

「まちなかにスーパーがないので便利になるんじゃないでしょうかね」

=黒神直大社長=

「核テナントには毎日日常使いで

訪れていただけるお客様もいらっしゃると思いますので、

さらに徳山デッキを訪れてくださる方がこれから増えていくのではないかと

期待しております」

徳山デッキのオープンで周辺の商店に今後どのような影響があるのかも

注目されています。

=黒神直大社長=

「商店街にも長く商売をしておられる魅力的なお店がありますので、

そこを含めて徳山の魅力を味わっていただきたいなと思っております」

今月20日・21日には餅まきや地元高校生によるダンス披露などのイベントが

行われる予定です。