「大きくなってね」と願いました。

山口市の仁保川で子どもたちがアユを放流しました。

約100匹のこいのぼりが青空を泳ぐ中、

市内の園児や小中学生約80人が放流に参加しました。

アユの放流は、子どもたちが自然に親しみ、環境を守る大切さを知ってもらおうと

地元の自治会などが毎年行っています。

去年は悪天候で中止となったため、2年ぶりの放流です。

17日は体長10センチほどのアユの稚魚約4000匹が川に流されました。

子どもたちは中学生に見守られる中、

勢い良く川へ飛び出すアユを「大きくなってね」と声をかけながら優しく川へ流しました。

=園児=

「たのしかった」「かわいかった」

「次のアユの放流でも雨が降らないようにまた今度やりたい」

=仁保自治会・山本伸雄会長=

「みんなの仁保川を道を含めて、きれいに保つような気持ちを養っていただければ」

アユ釣りが解禁される6月ごろには、約20センチまで成長するということです。