山口県立大学に、ちょっと変わった人形が贈られました。
子どもの幸せを願う気持ちを学生たちに託します。
=yab記者=「学生たちが人形遊びをしています。
その人形よく見ますと、顔がありません」
顔のパーツがないこの人形は、「キワニスドール」
子どもが自由に顔や服を書いて遊んだり、
病気の子どもに医師が治療の説明をしたりするのに使われる
オーストラリア発祥の人形です。
子どものための奉仕活動を行う山口キワニスクラブの会員が手作りした
30体のキワニスドールが、県立大学社会福祉学科の学生に贈られました。
=山口キワニスクラブ・宮川和也会長=
「子どもさんとの触れ合いの中で使っていただくとか県立大学は
看護学部もありますので小児医療用の(治療の)説明をしたりするツールとしての
人形ですのでそういったところで使っていただいて広めていただければと思います」
社会福祉学科の学生は月に1回ほど教室で一般の親子と交流する会を開いていて、
その中でキワニスドールを活用したいとしています。