【タイトル争い&MVPの行方を占う! セ・リーグ編】投は大瀬良大地(広島)が二冠&MVP!?

【タイトル争い&MVPの行方を占う! セ・リーグ編】投は大瀬良大地(広島)が二冠&MVP!?
 プロ野球はペナントレースの行方とともに、個人タイトルも気になる時期に入ってきた。ここでは、投打の主要タイトル争いの現状と、リーグMVPの可能性を探っていきたい。今回はセ・リーグ編

(成績は9月5日現在)

◎投手部門は大瀬良の好成績が目立つ

 防御率、勝利数の2部門でトップを走るのが大瀬良大地(広島)だ。5年目となる大瀬良だが、シーズン記録のキャリアハイは、防御率が3.13、勝利数が10勝。しかし、今年は防御率2.21で15勝と、自身最高の成績を残している。2番手で追うのは、防御率が菅野智之(巨人)で2.59、勝利数がガルシアで12勝。その差と、大瀬良の8月以降の安定感を考えれば、投手部門の二冠獲得の可能性はかなり高そう。

 セーブ王争いは、ここまで中崎翔太(広島)とドリス(阪神)が29セーブでトップ。これに山崎康晃(DeNA)が28セーブ、石山泰稚(ヤクルト)が26セーブで続く。5番手以降は大きく離れているので、タイトルはこの4人に絞られた様相だが、やはり勝ち試合を多く作れそうな広島の中崎が有利か。現在の防御率は2.73で、1点台だったここ2年ほどの安定感はないものの、初のタイトル獲得へ向けてギアを上げたいところだ。

 奪三振部門は菅野が他を大きく引き離してトップを独走中(現在161奪三振で、2番手の山口俊は132奪三振)。アクシデントでもない限り、2016年に続く2度目のタイトル獲得が濃厚だ。

◎バレンティンの二冠がある?

 首位打者争いはビシエドが目下打率.352というハイアベレージで先頭をひた走っている。8月は47安打を放ち、セ・リーグ記録を更新。イチローの持つNPB記録まであと1本に迫った。9月に入っても調子落ちの気配は見られず、また、2番手グループの打率が3割3分台ということも考えれば、このまま逃げ切りそうだ。

 本塁打王は筒香嘉智(DeNA)とバレンティンが33本、丸佳浩(広島)が32本、山田哲人(ヤクルト)が30本、岡本和真(巨人)が29本、鈴木誠也(広島)とソト(DeNA)が28本で、この上位7名の争いとなりそう。いずれも実力者で、ペナントレース最終戦まで白黒つかない可能性もあるが、現在5位のDeNAが、シーズン最終局面でCS争いから脱落しているようだと、打席での自由度が増す筒香に2度目の戴冠のチャンスが訪れるかもしれない。

 なお、今季、ようやく覚醒した岡本だが、巨人の残り試合数は広島、ヤクルト、DeNAよりかなり少ない。それを考えると、よほどペースを上げないと苦しいか。

 打点王はバレンティンの独走状態。目下113打点で、2番手のビシエドと岡本が91打点と、20打点以上の差が開いている。これはもうセーフティーリードだろう。本塁打王との二冠の可能性も十分。

◎二冠・20勝に迫れば大瀬良がMVPか

 広島のリーグ優勝はまず間違いない状況。したがって、MVPも広島から選ばれる可能性が高い。投手では大瀬良、野手では丸か鈴木が候補となる。3人とも最終的にはかなりのところまで数字を伸ばしそうなので、記者の投票数も拮抗するだろうが、20勝に迫るところまで白星を積み上げられれば、大瀬良に落ち着くのではないか。

 広島の選手以外で名前が挙がるとすれば、3度目のトリプルスリーだけでなく史上初の「40-40」(40本塁打、40盗塁)を達成した場合の山田ぐらいか。

文=藤山剣(ふじやま・けん)


関連記事

おすすめ情報

週刊野球太郎の他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

スポーツ アクセスランキング

ランキングの続きを見る

スポーツ 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索