【2019年、節目の男たち! 厄年編】球界唯一の「大厄」は山井大介。岡本和真は「本厄」で暗雲?

【2019年、節目の男たち! 厄年編】球界唯一の「大厄」は山井大介。岡本和真は「本厄」で暗雲?
 厄年の意味については諸説あり、その起源や科学的根拠がはっきりしないとされているものの、人知を超えた何かが存在するのが古くからの言い伝え。神社でお祓いをしてもらうなど、何らかのケアをしている人も多いのではないか。

 厄年の対象年齢も各所によって多少のズレがあるが、男性は、数え年(生まれた年を1歳として、年が改まるごとに1歳加算)で25歳、41歳、61歳が「本厄」で、その前後1年を「前厄」、「後厄」とするケースが一般的だろう。

 プロ野球の現役選手では、1977〜1979年、1994〜1996年生まれが厄年に該当する。主な選手をピックアップしたい。

◎男の「大厄」は、現役で唯一

 「本厄」のなかでも、さらに用心すべきは数え41歳の年の「大厄」と言われている。現役選手のなかで、唯一該当するのが山井大介(中日、1978年5月10日生まれ)だ。

 昨季、5月22日のDeNA戦では4安打無失点で9回を投げきり、史上9人目となる40代での完封勝利を達成。とくにロペス、筒香嘉智、宮崎敏郎のクリーンアップを11打数無安打と完璧に抑え込む好投を見せた。

 ただ、シーズントータルでは3勝6敗。13勝5敗で最多勝と最高勝率の二冠を獲得した2014年以後は、中継ぎでの出番も増えたとはいえ4勝、1勝、2勝、3勝と、勝ち星を伸ばせていないのが現状だ。

 そんなところに持ってきて「大厄」というのは難儀な話だが、生え抜きのベテランの活躍は、チームやファンに勇気を与える。投手では上原浩治(巨人)に次ぐ年長となる山井が、低迷するドラゴンズのカンフル剤となれるか。

 他に、この年代の「前厄」は、阿部慎之助(巨人、1979年3月20日)、五十嵐亮太(ヤクルト、1979年5月28日)、能見篤史(阪神、1979年5月28日)、石原慶幸(広島、1979年9月7日)、「後厄」は福留孝介(阪神、1977年4月26日)がいる。

 ソフトバンクを退団した五十嵐は、古巣のヤクルトに出戻った。昨季3億6000万あった年俸は、ゼロがひとつ減るどころではないダウンとなりそうで、それ自体が「前厄」の影響なのかもしれない。しかし、150キロ級の豪球は健在で、なにより日米通算860試合登板の経験がある。慣れ親しんだ神宮のマウンドで躍動するシーンに期待したい。

◎数え25歳世代は、前後も含め現役多数

 一方、数え年で25歳となる1995年生まれの「本厄」の選手は、各球団に多数在籍。ちなみに、1995年生まれは亥年の年男でもある。いい年なのか悪い年なのか、あとは本人の気の持ちようとなってきそうだが、そうも言っていられないのが松井裕樹(楽天、1995年10月30日)だ。

 ルーキーイヤーの2014年はおもに先発、その次の2015年から2017年は抑え。昨季は、調子が上がらなかったこともあって、中継ぎだけでなく4年ぶりの先発マウンドにも立つなど、多くの役割を経験した。そんななかで、デビュー以来、各年の防御率は3.80、0.87、3.32、1.20、3.65。好不調を1年おきに繰り返している。

 流れに沿えば今季は好調の年となるが、それが崩れて今季も不調が続くようだと「『本厄』だから…」となってしまうこと必至。さらに松井の場合は、昨年12月に女優の石橋杏奈と結婚。新婚の選手は、活躍しないと伴侶のせいにもされかねない。これらのプレッシャーを跳ね返して、2014年、2016年のようなハイレベルの成績を残せるかどうか、注目だ。

 また、「前厄」、「後厄」の選手も多くいるが、そのなかでは「前厄」の岡本和真(巨人、1996年6月30日)が、G党ならずとも気になるところ。昨季は、史上最年少で「3割・30本・100打点」を記録するなど大ブレイク。今季が5年目となるが、本当の意味で名を売ったのは昨年からで、「2年目のジンクス」とも戦わなくてはならない。開幕からマークされることは間違いなく、それが「前厄」の年というのも楽ではないが、巨人の4番として確固たる地位を築くためにも、ここで立ち止まるわけにはいかない。

 「後厄」の選手では藤浪晋太郎(阪神、1994年4月12日生まれ)を挙げておきたい。大阪桐蔭で甲子園春秋連覇、プロデビューから3年連続2ケタ勝利、最速160キロの速球など、誰もが認めるポテンシャルを秘めているが、ここ3年は思うような投球ができていない。

 藤浪の場合は2017年が「前厄」、2018年が「本厄」、そして今季が「後厄」。もう、厄年の峠は越えつつある。昨季は終盤に3連勝をマークしており、9月22日のDeNA戦では2シーズンぶりに完封勝利も記録。全盛期のような投球が、今季は開幕から見られるかもしれない。

文=藤山剣(ふじやま・けん)


関連ニュースをもっと見る

関連記事

おすすめ情報

週刊野球太郎の他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

スポーツ アクセスランキング

ランキングの続きを見る

スポーツ 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索