立岡宗一郎が古巣復帰!? ソフトバンクの外野の穴を埋める秘策トレード!〜週刊野球太郎的トレード案

週刊野球太郎的トレード案〜立岡宗一郎が古巣復帰!? ソフトバンクの外野の穴を埋める秘策トレード!
 柳田悠岐、中村晃、上林誠知、福田秀平、長谷川勇也と、外野手が相次いで戦列を離れているソフトバンク。内・外野を守ることができるグラシアルが5月3日から復帰しているのはひとつ朗報ではあるが、人手不足解消には至っていない。

 そこで、筆者が独断でピックアップした妄想トレード案を紹介したい。これでソフトバンクの外野手不足は解消できる!?

◎出戻り外野手と大物投手!?

 もしかすると覚えている人のほうが少数派かもしれない。巨人の立岡宗一郎がプロ入りしたのはソフトバンク(2008年2位)だ。

 その後、2012年の6月に立岡と久米勇紀、ロメロと福元淳史という2対2の交換トレードで巨人に移籍。ソフトバンクでの1軍出場は1試合のみだったが、巨人では2013年からコンスタントに出番が与えられ、2015年は91試合に出場。規定打席未到達ながら打率.304を記録している。

 しかし今季は、丸佳浩の加入もあって外野のポジション争いが激化。中堅には丸、右翼にはコンディションさえよければ陽岱鋼がほぼ固定され、左翼は亀井善行とゲレーロが交代で出ている状況。立岡は開幕から1軍ベンチには入っていたものの、起用はほぼ代走のみ。4月15日には2軍落ちとなってしまった。

 レギュラークラス以外にも、石川慎吾や重信慎之介らが控えており、立岡の置かれている状況は厳しい。それならば、古巣・ソフトバンクに戻ってもうひと花、というのもアリではないか。立岡は熊本の鎮西高出身でもある。

 ではソフトバンクから誰を、となると簡単ではないが、巨人の補強ポイントといえばやはり投手陣。それも、ゴールデンウイークを終えた時点で救援防御率4点台と、リーグワーストレベルのリリーバー整備が急務だろう。左投手は中川皓太の活躍が目覚ましいので、ほしいのは右投手。ここは思い切って武田翔太でどうか。2015年に13勝、2016年に14勝と2ケタ勝利を2度記録したこともある先発の主力だが、2017年以降は好不調の波が大きく成績は急下降。安定感に欠ける場面が目立つようになった。

 2018年に一時、リリーフとして起用されていたときは、ショートもロングもこなせるセットアッパーとして8試合16イニングを投げて自責点1と好投。緊迫した状況から始まるマウンドのほうが、より力を出せるタイプに見えた。クイックや牽制にも長け、野球以外に絵や音楽にもセンスを発揮する多才な投手。巨人投手陣に入れば、お互いにいい刺激となるのではないか。

◎若手快足外野手と実績十分の強肩捕手!?

 若手の活躍はワクワクするものだが、新たな勢力が台頭してくれば、当然ながら、その陰で出番を奪われている選手が存在する。

 阪神ではルーキーの近本光司が「1番・中堅」に定着し、5月上旬までチームトップの打率3割台と躍動。さらに、左翼には福留孝介、右翼には糸井嘉男と両ベテランが君臨し、外野のレギュラーは固定されつつある。また、バックアップとして高山俊や中谷将大もいる。

 その影響もあって、島田海吏は今季、5月10日の時点で1軍昇格がない。ルーキーイヤーだった昨季は、1軍で12試合に出場し打率.200と目立った成績は残せなかったが、ファームでは101試合に出場し26盗塁を決めた。打率は.237だったが出塁率.337は悪くない。今季もファーム38試合で12盗塁と快足は健在だ。

 まだ大卒2年目ということで、トレードは現実的ではないかもしれないが、もしソフトバンクに移籍すれば、出番はありそう。なお、島田も熊本の九州学院高の出身である。

 一方で、阪神の補強ポイントを考えるなら、意外と盲点なのが捕手だ。今季は梅野隆太郎の打撃が開眼し、開幕からほぼスタメンマスクをかぶっているが、2番手の捕手が手薄。大腸がんの手術を受けた原口文也が2軍戦で復帰を果たしたのは明るいニュースだが、大病明けで多くを期待するのは酷。そこで、ソフトバンクから市川友也を獲得するプランはどうだろうか。

 昨年の4月に金銭トレードで日本ハムからソフトバンクに移籍した市川だが、ソフトバンクには甲斐拓也だけでなく高谷裕亮もいて、昨季は25試合、今季は1軍未昇格と、なかなか出番がないのが現状。しかし、日本ハム時代の2014年は69試合でマスクを被り盗塁阻止率.452、2016年は70試合で.424と、ハイレベルの強肩ぶりを記録した実績がある。盗塁阻止率の最高記録が2017年の.379という梅野にとっても、いいお手本になるに違いない。

◎ウルトラCはこれか!?

 5月7日、西武球団はファームの捕手不足のため星孝典2軍育成コーチを育成選手として契約したことを発表した。ならば、ソフトバンクも昨季限りで引退した城所龍磨を現役復帰させるという手は使えないものか。3月にヤフオクドームで行われた引退記念セレモニーに登場した際には、ホームベース付近からライトスタンドにダイレクトで放り込む大遠投を見せ、強肩健在をアピールしていた。

 現在はホークスジュニアベースボールスクールで子どもたちを指導しているだけに、最低限、体は動かしているはず。この緊急事態に「キドコロがいてくれれば……」と思いを抱いたホークスファンは少なくないのではないか。

(成績は5月12日現在)

文=藤山剣(ふじやま・けん)


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