米沢興譲館高(米沢市、吉田直史校長)の吹奏楽研究クラブの生徒による子ども向けの楽器体験・観察会が5日、同市民文化会館で開かれた。子どもたちがさまざまな楽器に触れ、音色の違いを楽しんだ。

 市内の親子連れら約150人が訪れ、コントラバスやティンパニなどの弦楽器や打楽器で音を出してみたり、クラリネットなどの管楽器の演奏を間近で観察したりした。同市愛宕小3年の中野慶太君(8)は「ドラムやシンバルをたたいた。いろんな音が出て楽しかった」と話した。

 同クラブが同日開催した子ども向け演奏会の前に、より音楽に親しんでもらおうと企画した。演奏会ではアニメ音楽や手遊び歌などを取り上げた。