真下慶治の絵画、戸沢村に寄贈 古里の最上川など描いた5点
山形新聞6/14(土)9:34

「雪の最上峡」(1987年、60号)など5作品を戸沢村に贈った真下清美さん(左)=同村役場
戸沢村に同村出身の洋画家真下慶治(1914〜93年)の絵画が寄贈され、贈呈式が13日、村役場で行われた。昨年7月豪雨からの復興の願いを込め、村制施行70周年に合わせて、妻で最上川美術館顧問の真下清美さん(81)が加藤文明村長に目録を手渡した。
寄贈されたのは、いずれも同村古口を流れる最上川を描いた「雪の最上峡」(87年、60号)、「冬の最上峡」(92年、100号)など10〜100号の油絵5点。山形市小白川町のアトリエに保管されていた。清美さんが昨年のお盆に、鮭川村にある真下の菩提寺に墓参りをした際、戸沢村役場の元職員と会い、真下の作品について話をしたことが寄贈のきっかけとなった。
式で清美さんは「復興への願いと、村の節目をお祝いしたい気持ちから贈った。故郷に絵が飾られ、慶治も喜んでいるのではないか」と話した。加藤村長は「最上川なくして語れない村であり、大変ありがたい。大切に展示し、復興への励みにしたい」と感謝した。
作品は村役場2階の応接室に飾られている。10月6〜10日は村制施行70周年記念の展示会として、同所で公開される。




