栃木県内最古の蔵元「第一酒造」(佐野市田島町)は、屋外で日本酒を楽しむ夏の風物詩「ひやガーデン」を開催している。

 暑さからビールが選ばれがちな夏にも日本酒を多くの人に楽しんでほしいと2005年から始めたイベント。金曜は午後6時半から、土曜は午後6時から1時間20分、同社の中庭で地酒を飲み放題で楽しめる。県産野菜や同市で作られた豆腐なども提供され、同社の担当者は「地元の食べ物を地元の酒で楽しんで」と呼びかけている。

 友人と浴衣姿で訪れた宇都宮市の公務員の女性(53)は「日常から解放された感じで、ついつい飲み過ぎてしまう」と笑顔で話していた。

 来月27日までで、費用は金曜4000円、土曜4700円(いずれも税込み)。事前予約制。予約は開催日1か月前の日の朝から電話(0283・22・0001)で受け付けている。