「温泉ないまんじゅう」商品化、滋賀・草津市が「間違い」逆手にPR…混同した電話やメールは年100件

読売新聞6/20(金)15:30

「温泉ないまんじゅう」商品化、滋賀・草津市が「間違い」逆手にPR…混同した電話やメールは年100件

滋賀県草津市と群馬県草津町 【読売新聞社】

 滋賀県草津市に草津温泉はございません――。草津市の市観光物産協会が、日本三名泉の一つ「草津温泉」がある群馬県草津町と間違えられることを逆手に取り、温泉地の定番商品をパロディー化した「温泉ないまんじゅう」を22日に販売する。

 群馬県の草津温泉は、行基や源頼朝らの開湯伝説があり、年間約400万人が訪れる。有馬温泉(兵庫県)、下呂温泉(岐阜県)とともに日本三名泉と呼ばれる。

 一方、草津市は琵琶湖の南側に位置し、草津温泉から南西に約300キロ離れている。草津市観光物産協会によると、草津温泉と混同した電話やメールが年間100件ほどあり、間違えて訪れる人もいる。同協会のホームページでは「草津温泉はございません」と注意喚起している。

 「温泉ないまんじゅう」は同協会の谷坂優希さん(29)が「間違えて来てくれた人に申し訳ない。お土産になれば」と発案し、市内の和菓子店が協力した。表面の温泉マークに斜線を入れ、その存在を打ち消すデザインの焼き印が特徴。中にこしあんが入っている。

 谷坂さんは「最近も、ウェブメディアから(草津温泉名物の)湯もみショーの画像がほしいと連絡があった。間違いが少しでも減ってくれれば」と期待する。

 13日には、谷坂さんらが草津温泉を訪れて販売を報告した。草津温泉観光協会の担当者は「協力し合って、お互いの知名度を高めていきたい」と話している。

 1個300円(税込み)。22日、JR大阪駅で開催される県の観光キャンペーンで、2個入り50セット限定で販売される。今後、草津市内の道の駅などで販売を検討する。

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