天皇、皇后両陛下「広島豪雨」被災地で黙礼…整備された砂防ダム視察も
読売新聞6/20(金)14:22

砂防ダムで黙礼される天皇、皇后両陛下(20日午前、広島市安佐南区で)=代表撮影 【読売新聞社】
広島県を訪問中の天皇、皇后両陛下は20日午前、2014年8月の広島土砂災害で大きな被害を受けた広島市安佐南区を訪ねられた。
土砂災害では、短時間に大雨をもたらす「線状降水帯」が発生し、土石流などで77人(災害関連死含む)が亡くなった。両陛下は、災害対策として整備された同区八木地区の砂防ダムを視察。国土交通省の職員から、周辺で23人が亡くなったことやダムの治水効果の説明を聞いた後、犠牲者が出た住宅地と川の上流に向かって2度黙礼された。
その後、同地区の「広島市豪雨災害伝承館」で、土砂災害の教訓や復興に関する展示を視察された。午後は同市安芸区の原爆養護ホーム「矢野おりづる園」を訪れ、空路で帰京される。
両陛下は19日夜、原爆死没者慰霊碑に拝礼し、被爆者と懇談した訪問初日の感想を公表された。原爆の犠牲者に哀悼の意を示すとともに、「これまでの広島の人々の苦難を思い、平和への思いを新たにしました」と明かされた。被爆者が困難を乗り越え、体験や平和の大切さを語り継いでいることに「深い敬意」を抱くとともに、若い世代による伝承活動を「意義深いこと」と思われたという。












