自民党の河野デジタル相は3日、自身が2日に行った東京都議補欠選挙の応援演説中に聴衆が大声を出したことを巡り、規制強化の必要性を指摘した。訪問先の秋田市内で記者団に「収入を得るために選挙妨害のようなことをして(動画投稿サイトの)再生回数を増やすことは、厳に慎んでもらうようにしなければいけない」と述べた。

 梶山弘志幹事長代行も3日の記者会見で、都知事選の政見放送で都政と無関係の内容が一部で流されていることなどに関し、「公職選挙法が想定しない問題が生じている」と語り、対応を検討する考えを示した。