大相撲夏場所7日目の18日、大関霧島(28)(本名ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、音羽山部屋)が日本相撲協会に休場を届け出た。先場所は首のけがの影響もあって5勝10敗と負け越し、2度目のカド番で迎えた今場所もここまで1勝5敗と不振だった。師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)によると、首のけがが悪化したという。再出場はしない方針で、在位6場所で大関から陥落することが確実となった。

 霧島は「霧馬山」のしこ名だった昨年春場所で初優勝。夏場所後に大関へ昇進してしこ名を改め、九州場所で2度目の優勝を遂げた。