【サンフランシスコ=帯津智昭】米大リーグ機構は27日(日本時間28日)、オールスター戦(7月16日・米テキサス州アーリントン)の先発野手を決めるファン投票の1次投票の最終結果を発表し、ドジャースの大谷翔平はナ・リーグの指名打者(DH)部門で277万7173票を獲得して1位となった。4年連続4度目のファン投票でのオールスター出場に前進した。

 ナ・リーグで327万7920票を集めた一塁手のブライス・ハーパー(フィリーズ)、ア・リーグは342万5309票だった外野手のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)が各リーグの最多得票となり、先発出場が決まった。

 この2人以外のポジションは、1次投票の上位2人(ア・リーグの外野手は4人)の中から、30日〜7月3日の2次投票で先発選手を決める。ナ・リーグDH部門はトップの大谷と、約127万票差の2位だったカイル・シュワーバー(フィリーズ)の決選投票となる。

 投手と控え野手は選手間投票などで選出し、全選手の顔ぶれは7月7日に発表となる。

 カブスの鈴木誠也はナ・リーグ外野手部門で42万7299票で16位。レッドソックスの吉田正尚はア・リーグDH部門で29万4124票で8位だった。