【東京聯合ニュース】東京五輪の柔道個人戦で、韓国選手の金メダル獲得がゼロに終わった。

 東京五輪第8日の30日、柔道男子100キロ超級の金民宗(キム・ミンジョン)が2回戦で敗退し、女子78キロ超級の韓美真(ハン・ミジン)が敗者復活戦に回り、個人戦での韓国勢の金メダル獲得数ゼロが確定した。

 韓国は優勝候補だった男子66キロ級の安バウル(アン・バウル)と男子73キロ級の安昌林(アン・チャンリム)が銅メダルを、男子100キロ級の趙グハム(チョ・グハム)が銀メダルをそれぞれ獲得した。

 今大会の結果は、銀メダル1個と銅メダル2個を獲得した1976年モントリオール五輪以来、最も低調な成績だ。

 韓国柔道は1984年ロサンゼルス五輪で金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル1個を獲得し、全盛期の扉を開けた。その後、2000年シドニー五輪を除き2012年ロンドン五輪まで金メダルを取り続けたが、2016年リオデジャネイロ五輪から成績が下降し始めた。当時、韓国は世界ランキング1位の選手4人が出場したが、メダル獲得は銀2個、銅1個にとどまり切歯扼腕(せっしやくわん)した。東京五輪での復活を狙ったが結果はさらに悪化した。

 韓国の低調な成績はある程度予想されていた。

 韓国柔道は裾野が広いにもかかわらず階級別に選手同士の競争の構図を構築できなかった。

 男子60キロ級の金源鎮(キム・ウォンジン)、安バウル、安昌林、男子90キロ級の郭同韓(クァク・ドンハン)、趙グハムはリオデジャネイロ五輪にも出場しており、それぞれの階級の最強選手で、これといったライバルもいないまま東京五輪出場権を獲得した。数多くの強者が五輪出場権を巡って激しい争いを繰り広げながら成長した日本柔道との差は大きい。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で準備が不十分だったことも成績に影響を与えた。

 代表選手たちは昨年、新型コロナで全ての競技場が閉鎖され、練習量が大幅に減り、全員が自宅で個人練習に専念しなければならなかった。最低限の練習環境を提供した他国の例に比べると、その差は歴然としている。

 自主隔離の影響も大きかった。選手たちは五輪を目前に控えポイントを獲得するために国際大会に出場しなければならなかったが、帰国のたびに自主隔離を行い、コンディションを維持するのが容易ではなかった。

 個人戦で期待以下の結果を残した韓国勢は31日、今大会から採用された柔道混合団体で金メダル獲得に挑む。