【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は16〜28日、合同軍事演習を実施する。演習は例年より規模を縮小して行われる。韓国の政府消息筋が11日、明らかにした。

 両国は11日から14日まで事前演習となる危機管理参謀訓練(CMST)を実施する。

 本演習ではコンピューターシミュレーションによる指揮所訓練(CPX)が行われるが、新型コロナウイルスの影響で韓国に移動する米本土と在日米軍の兵力規模が大幅に縮小される。ただ、通常約10日間だった演習期間が例年より長くなった。新型コロナウイルスの感染防止策として人員を分散し、夜間訓練を減らして日中の訓練を中心に進めるためだ。

 米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管に向けた「未来連合軍司令部」の完全運用能力(FOC)の検証は一部のみ行う。韓国軍は今回の演習でFOCの検証を完了させる考えだったが、米軍が演習規模の縮小などを理由に難色を示したようだ。

 韓国軍は年内にFOC検証を終え、来年に有事作戦統制権移管の最終段階となる完全任務遂行能力(FMC)の検証を完了。2022年の移管を目指している。だが、今年中のFOCの検証完了が困難となり、計画が遅れる可能性もある。