【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁は11日、中部地方で6月24日に始まった今年の梅雨が49日間続いており、2013年の歴代最長記録と並んだと発表した。

 今年の梅雨は今月中旬まで続くとみられ、12日には単独最長記録を打ち立てることになる。

 気象庁は、ソウルと京畿道、江原道西部では16日まで雨が降ると予想している。

 南部の済州島では6月10日に梅雨入りしてから49日目の7月28日に梅雨明けし、これまでで最長だった1998年の47日間を上回った。

 また、今年は梅雨が最も遅く終わる年でもある。昨年まで、梅雨明けが最も遅かったのは87年の8月10日だった。

 このように今年の梅雨が長く、遅くまで続くのは、気候変動による北極の異常高温現象が大きな影響を及ぼしているためだ。

 まず、異常高温によってジェット気流(上空の強風帯)の流れが弱くなり、北極の寒気が中緯度地域まで南下した。

 ここにウラル山脈と中国北東部で作られた二つの「ブロッキング」(高緯度地域で停滞したり非常に低速で移動したりしながら周辺の大気の流れを止める温暖高気圧)によって高緯度の冷たい空気が中緯度に供給され続けることで、普段ならこの時期に北に張り出さなければならない太平洋高気圧が冷たい空気に阻まれ、前線を形成。この前線が朝鮮半島の上にとどまり、例年より多くの雨を降らせた。

  一方、台風5号は10日午後2時50分ごろ慶尚南道・統営の南東、巨済島の南端に上陸し、一時的に雨の量と強さが増した。勢力圏に入った南部地方では、梅雨明けしたにもかかわらず再び激しい雨が降った。

 台風5号は発生から38時間後の同日午後5時に温帯低気圧に変わったが、この低気圧の影響で中部地方と慶尚道に雨が降った。

 台風5号に続き、中国では台風6号が発生した。

 気象庁は台風6号が10日午後3時、中国広東省・汕頭の南南東約400キロ付近の海上で発生したと発表した。11日午後には中国内陸で消滅すると予想される。

 この台風が韓国に及ぼす影響はないとみられるが、ここから生まれる水蒸気が太平洋高気圧の縁沿いに流れ込み、黄海上の雨雲がさらに発達する可能性がある。

 11日は全国的に曇りで、中部地方と全羅道、慶尚北道、慶尚南道北西の内陸を中心に雨が降る見通しだ。