【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は12日、保守系団体などが光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)を迎える15日に市中心部で集会を計画していることについて、新型コロナウイルス感染の拡大防止を理由に開催を認めない方針を示した。

 ソウル市災難(災害)安全対策本部のパク・ユミ防疫統制官は会見を開き、15日に市中心部での大規模な集会を予定している複数の団体に対し集会の取りやめを正式に要請したと明らかにした。それでも集会を開催する場合については、「市は集会禁止の命令などあらゆる手段を用いて、集会開催による新型コロナウイルス感染拡大のリスク遮断に乗り出す」と述べた。

 市は感染拡大の初期から、光化門広場など市中心部を集会禁止区域とし集会を禁じてきた。同区域以外での中小規模の集会は禁じていない。

 光復節に予定された集会に関しては、集会禁止区域内での開催の届け出に対して直ちに集会禁止命令を出す一方、禁止区域外での開催を届け出た14の団体には取りやめを要請したという。

 市関係者は「集会は国民の基本権にあたる」としながらも、「光復節の集会は5万人近くが集まると予想され、感染症の拡大を防ぐという公益のほうが大きいと判断し、自発的な取りやめを求める文書を送った」と説明した。