【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は14日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から103人増え、計1万4873人になったと発表した。首都圏を中心に感染が再び急拡大をみせており、新規感染者のうち市中感染が85人を占めた。

 1日あたりの新規感染者が100人を上回るのは7月25日(113人)以来、20日ぶり。だが、この時は海外からの入国者の感染確認が一時的に増えたことが原因だった。市中感染の拡大による100人超えは事実上、4月1日(101人)以来となる。新規感染者数は今月10日が28人、11日が34人、12日が54人、13日が56人と、このところ急増していた。

 多くの人が訪れる教会、商店街、ハンバーガーチェーン店などさまざまな場所で感染者が同時多発的に発生しており、市中感染のさらなる拡大への懸念が強まっている。感染拡大防止に向けた「社会的距離の確保」は現在、最も低い第1段階だが、防疫当局は第2段階への引き上げを検討している。

 85人という市中感染者数は、3月31日(88人)以来の高水準だ。地域別では、ソウル市が31人、京畿道が38人、仁川市が3人と首都圏で72人を占めた。このほか、釜山市が5人、忠清南道が3人、光州市が2人、蔚山市と江原道、慶尚北道がそれぞれ1人。

 具体的な事例を見ると、首都圏では教会を中心に感染拡大の勢いが強まっている。京畿道では竜仁市の教会に関連する感染者が13日正午までに計12人確認された。ソウルの城北区の教会でも、信徒5人の感染が判明した。

 高校生の感染も相次いでおり、竜仁市の高校での集団感染に関係して生徒や家族ら8人が、釜山市の高校に関連して3人が新たに陽性と判明した。

 また、ソウルの南大門市場で集団感染が発生したのに続き、東大門ファッションタウンの商店街でも新たに2人の感染が確認された。大手ハンバーガーチェーン店の集団感染に関連しても、新たな感染者が出たようだ。

 一方、海外からの入国者の感染確認は18人で、このうち7人は空港や港湾での検疫で感染が判明し、残りの11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 新たな死者はなく、計305人となっている。

 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。