【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車と子会社・起亜のエコカーの世界販売台数が昨年初めて年間50万台を超えたことが17日、分かった。現代自動車グループが今年を電気自動車(EV)分野の飛躍的な発展の元年と位置づけ、次世代のEV専用プラットフォーム「E―GMP」を採用した「アイオニック(IONIQ)5」の発売を予定しているなど、電動車市場先取りへの動きを加速させており、今年はエコカー販売がさらに増えるとみられる。

 自動車業界によると、現代と起亜の昨年のエコカー販売台数(工場販売基準、中大型商用車を除く)は計50万1487台で前年比36.0%増加した。国内販売が56.0%増の16万1563台、海外販売が29.1%増の33万9924台だった。両社の全体の販売台数に占めるエコカーの割合は7.9%で前年より2.8ポイント上昇した。

 両社は2009年に現代「アバンテ」、起亜「フォルテ」にLPIエンジン、バッテリー、モーターを組み合わせたハイブリッドモデルでエコカーの販売を始めた。16年に年間販売台数が10万台、17年に20万台を突破した。19年はEVなどの販売拡大を追い風に36万8872台を販売した。

 昨年は海外でEVの販売が約2倍増え、国内ではハイブリッド車(HV)が善戦し販売台数の増加幅が拡大した。種類別ではHVが26万2186台で最も多く売れ、次いでEVが17万8158台、プラグインハイブリッド車(PHV)が5万4362台、燃料電池車(FCV)が6781台の順だった。

 今年のエコカー販売台数はEVを中心にさらに増加するとみられる。

 「アイオニック5」に続き、起亜の「CV」(プロジェクト名)、現代の高級車ブランド・ジェネシスの「JW」(プロジェクト名)など、E―GMPを採用した新車を相次いで発売し、EVのラインアップを大幅に強化する予定だ。

 現代は25年までに12種類のEV発売と年間56万台販売を達成し、世界市場でEV販売の割合を10%に引き上げる計画だ。40年にEVの世界シェア8〜10%達成を目標としている。また、40年から米国、欧州、中国で内燃機関車の販売を行わない方針も示している。

 起亜も中長期戦略「プランS」に基づき、25年までに11種類のEVをとりそろえ、EVの世界シェア6.6%獲得を図る計画だ。米国、欧州、韓国などではEV販売の割合を20%まで拡大し、26年までにEVの販売台数年間50万台達成、27年までに七つのEVのラインアップ発表を目指す。