【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中、接種後に副反応が出るケースも増えている。

 中央防疫対策本部によると、ワクチン接種後に副反応とみられる症状が出たのは、3日午前0時時点で前日より死亡2件を含め53件増えた。すべて英アストラゼネカのワクチンだった。

 53件のうち48件は頭痛、発熱、吐き気など比較的軽い症状だった。残り5件のうち3件は強いアレルギー反応「アナフィラキシー様反応」とみられている。

 疾病管理庁の関係者は「接種後2時間以内に呼吸困難、じんましんなどの症状がでたケースで、アナフィラキシーとは異なる」とし、3人中2人は症状が収まり、1人は観察が必要な状態と説明した。

 先月26日に韓国でコロナワクチンの接種が始まってからこれまでに副反応とみられる症状がでたと報告されたのは計209件。接種者8万7428人の0.24%に当たる。このうち208件はアストラゼネカのワクチンで、残りの1件は米ファイザーのワクチンだった。 

 ワクチン接種が始まってから初めて死亡する事例が2件報告された。 

 疾病管理庁によると、死亡したのは50代の男性と、60代の男性でいずれも療養型病院の入院患者。ワクチン接種と死亡との関係については確認されていない。

 疾病管理庁は「現在、死亡者が発生した地方自治体とともに疫学調査を実施中」とし、「医療記録を調査し、市・道の迅速対応チームと疾病管理庁の調査班による検討などを通じて接種と死亡の関連性を確認する計画」と説明した。