【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が4日発表した消費者物価動向によると、2月の消費者物価指数は前年同月比1.1%上昇し、1年ぶりの高水準となった。

 前年同月比の物価上昇率は昨年10月から今年1月まで0%台が続いたが再び1%台に上昇した。

 2月の商品の物価指数は前年同月比1.9%上昇した。農畜水産物が16.2%上がり、2011年2月(17.1%)以来の高水準となった。作柄不良や、鳥インフルエンザの被害と旧正月の需要増が重なったことが影響した。一方、工業製品は0.7%、電気・水道・ガスは5.0%それぞれ下落した。

 サービス物価は0.5%上昇した。このうち個人サービスが1.6%上がった一方で、公共サービスは2.1%下落した。

 家賃の上げ幅は0.9%で、2018年3月(0.9%)以来の高水準だった。

 変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は0.8%上がった。経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(農産物とエネルギーを除く)は0.3%上昇した。

 統計庁関係者は「農畜産物とサービスの価格が上がり消費者物価指数の上昇幅が拡大した。供給と需要の側面で物価上昇の要因があり、上昇傾向が続くとの予測は可能だがインフレを懸念する状況ではない」と説明した。