【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの江東区庁前の広場に設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」に今年1月、日本のスポーツ用品大手「デサント」のダウンコートが着せられていたことを受け、少女像を建てた市民団体「江東区平和の少女像保存市民委員会」が侮辱、名誉毀損(きそん)の容疑で実行者を警察に告発していた問題で、実行者の男性が精神疾患を患っていることが23日、分かった。

 同団体は、韓国で不買運動の対象になったブランドの製品を少女像に着せた行為は慰安婦被害者と江東区の住民を侮辱するものとし、1月25日に告訴状を提出した。

 警察は実行者の男性を特定したものの、精神疾患があることが明らかになった。また男性はデサントのコートを少女像に着せたことについて、慰安婦被害者を侮辱するのではなく、日本を侮辱するためのものだったと主張しているという。

 市民団体側は男性に罪を問うことが難しいと判断し、告発を取り下げる方針を固め、少女像の建設のために募金した市民などに意見を求めているという。