【ソウル聯合ニュース】韓国完成車メーカー5社のうち、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の外資系3社の合計国内販売台数が、輸入車のメルセデス・ベンツ、BMWの合計販売台数を初めて下回った。韓国輸入自動車協会が9日発表したまとめによると、外資系3社の4月の国内販売台数は計1万4254台で、メルセデ・スベンツ、BMWの計1万4543台を289台下回った。

 新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年、ベンツとBMWの両社は韓国で売り上げを伸ばした。同年12月にはベンツ(9546台)が韓国GM(9259台)を抑え、初めて国内販売3位に浮上した。

 昨年後半の時点では外資系3社はそれぞれ6000台前後を販売していたが、今年に入ると双竜が協力会社の納品拒否で工場の稼働が中断するなど悪材料が続いた。

 韓国完成車メーカーのうち圧倒的な1、2位の現代自動車と子会社の起亜と、3社の格差は広がる一方だ。

 3社の活路は見いだせていない。ルノーサムソンは昨年に賃金団体交渉を終えられず、労働組合がストや職場閉鎖を実施するなど労使が鋭く対立している。現在は従業員の8割で工場を稼働しているが、生産が3割減となるのは避けられない見通しだ。

 韓国GMは車載用半導体の不足で工場の稼働に支障が出ている。双竜は昨年12月に会社更生手続きを申請し、構造調整を進めているが、労組との対立は避けられない状況だ。