【北京、ソウル聯合ニュース】中国国営メディアによると、大型ロケット「長征5号B」の残骸が9日午前10時24分(日本時間同11時24分)に大気圏に再突入し、インド洋に落下した。韓国の科学技術情報通信部は「長征5号Bの残骸が午前11時半ごろにインド洋に落下したことを確認した」との報道資料を発表した。

 同部は8日、残骸の落下時刻について午前11時40分との予想を示していたが、それより10分余り早かったことになる。その理由について同部は、韓国天文研究院の電子光学監視ネットワークで確認した結果、残骸が3〜4秒で1回転しながら落下したため当初の予想より早く落下したと説明した。

 残骸は中国が4月29日に打ち上げた長征5号Bの基幹部分で、全長31メートル、重さは約20トン。地表に落下する恐れも指摘されていた。海外メディアによると、大気圏に再突入する際に大部分が燃え尽き、一部がインド洋に落下した。人的被害は報告されていない。