【ソウル聯合ニュース】韓国ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長がロッテ精密化学とロッテアルミニウムの工場を相次いで訪問し、高付加価値素材への投資を拡大する方針を示した。

 ロッテグループによると、辛会長は15日に仁川市と京畿道安山市にある両工場をそれぞれ視察。「高付加価値のバッテリー素材に対する投資をさらに増やし、グローバルな競争力を備えた企業に生まれ変わらないといけない」と述べた。

 辛会長は、ESG(環境・社会・企業統治)の観点から新規事業の機会を先んじて発掘し、持続可能な成長エンジンを確保することの必要性を強調したという。

 ロッテ精密化学の仁川工場は国内唯一の食・医薬用セルロース誘導体の生産工場で、このほど増設を終え商業生産を控えている。セルロース誘導体は植物性パルプを原料とする化学素材。同社はこれら素材で事業を拡大し年間売上高を昨年の1兆2000億ウォン(約1165億円)から2030年には5兆ウォンへの拡大を目指す。

 一方、ロッテアルミニウムは昨年9月に安山第1工場の2次電池用バイポーラ生産ラインの増設を終えた。