【ソウル聯合ニュース】1980年に韓国南西部・光州市で民主化を求める大規模なデモが起こり、軍の発砲で多くの犠牲者が出た「5・18民主化運動(光州事件)」から41年となる18日、同市内の国立5・18民主墓地で記念式典が開かれた。

 光州民主化運動当時、新軍部勢力の権力掌握を拒否した市民が立ち上がり民主化を要求したが、軍の発砲などにより約200人に上る犠牲者が出た。

 式典は新型コロナウイルスの感染防止のため、金富謙(キム・ブギョム)首相や与野党の執行部、犠牲者の遺族ら例年より少ない99人が出席した。光州民主化運動の精神を継承し、国民の統合を目指すメッセージを伝えた。

 金氏は演説で、「(光州民主化運動の)精神を国民統合の精神として継承していきたい」と強調。「まだ見つかっていない遺体、発砲責任者の究明など、突き止めなければならない真実が多くある」として、「完全な真実が究明されるまで決してあきらめない」と力を込めた。また、ミャンマーで国軍によるクーデターに抗議する市民への弾圧が続いていることに言及し、「ミャンマーだけでなく世界のどこであれ、民主主義を踏みにじる勢力に抵抗する市民が光州と共に必ず勝つことを望む」と述べた。