【マドリード、ソウル(共同取材団)聯合ニュース】スペインを国賓訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日(現地時間)、スペイン上院図書館を訪れて古地図「朝鮮王国全図」を閲覧し、「独島が韓国の領土であることを見せる非常に貴重な史料」と述べた。青瓦台(大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が伝えた。

 独島を巡っては、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の公式ホームページの日本地図に独島が表示されている問題などが浮上している。

 朝鮮王国全図は18世紀、フランスの地理学者で地図制作者のダンビルが作成した「新中国地図帳」に含まれている。西洋人が作成した朝鮮地図のうち、現存する最も古いとされる。

 朝鮮王国全図は地名を中国式発音で表示しており、青瓦台によると当時の独島の呼称、于山島を千山島に間違え、「Tchian−chan−tao」と記したという。

 地図を念入りに見た文大統領は「貴重な資料を見せてくれてありがとう」と謝意を示した。

 文大統領の上院図書館訪問にはスペイン上下院の議長らが同行した。