【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長は22日、北朝鮮が先の党中央委員会総会で出した対米メッセージを米国が「興味深いシグナル」と前向きに受け止めたことについて「間違った期待(を抱いている)」とけん制した。

 金与正氏は朝鮮中央通信を通じて発表した談話で、米国は自らの都合のいいように党中央委員会総会で出したメッセージを解釈していると非難した上で、「誤った期待は自らを失望に陥れる」と述べた。

 金正恩氏は党中央委員会総会3日目の17日に出したバイデン米政権発足後初めてとなるメッセージで、「朝鮮半島情勢を安定的に管理することに注力しなければならない」とした上で「対話と対決のいずれの準備もしなければならない」と語った。これについてサリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は20日に「興味深いシグナル」だと指摘しながら、北朝鮮から非核化交渉の開始を求める「明確なシグナル」を待っていると述べた。