【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)報道官は27日の記者会見で、昨年6月に北朝鮮側が遮断した南北間の通信連絡線が双方の合意に基づき同日復旧したことを「歓迎する」とし、「通信連絡線を用いて南北間のさまざまな懸案を議論し、合意事項を実践していけるよう望む」と述べた。

 

 

 統一部はこの日午前、南北間の直通電話で北朝鮮側と通話を行った。李氏によると、南北はまず、軍事境界線がある板門店の南北機械室間の通話が正常に行われたことを確認。また、通信回線などの点検を経て、南北共同連絡事務所の連絡代表同士が通話した。

 韓国側の連絡代表は「約1年ぶりに通話が再開されてうれしい。復活した南北の通信網を通じて全民族に喜ばしい知らせを伝えられるよう望んでいる」と北朝鮮側に伝えたという。

 韓国側は以前と同様、毎日午前9時と午後5時に定期的に通話を行うことを提案し、北朝鮮もこれに応じた。南北は同日午後5時に再び通話する予定だ。

 北朝鮮は昨年6月、脱北者団体による北朝鮮体制批判のビラ散布に反発し、板門店の通信チャンネルをはじめとする南北間のあらゆる通信連絡線を一方的に遮断していた。