【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が30日に発表した2020年の北朝鮮の経済成長率推定結果によると、北朝鮮の昨年の実質国内総生産(GDP)は前年比4.5%減少し、1997年(マイナス6.5%)以来の低水準となった。

 韓国銀行の関係者は北朝鮮のマイナス成長の背景について「気象条件の悪化、厳しい対北経済制裁の継続、新型コロナウイルス対策としての国境封鎖などが影響した。北の実質GDPは2003年の水準だ」と説明した。

 昨年は北朝鮮の全産業が後退したが、中でも農林漁業(マイナス7.6%)、軽工業(マイナス7.5%)、サービス業(マイナス4.0%)などの減少幅が大きかった。

 昨年の北朝鮮の名目国民総所得(GNI)は35兆ウォン(約3兆3400億円)で、韓国の1.8%にすぎなかった。1人当たりのGNI(137万9000ウォン)も韓国の3.7%水準だった。

 昨年の北朝鮮の貿易規模(財貨の輸出と輸入の合計。南北間の搬出・搬入は除く)は8億6000万ドル(約920億円)で、前年比73.4%減少した。輸出(9000万ドル)は、時計(マイナス86.4%)などを中心に67.9%減少した。輸入(7億7000万ドル)も繊維製品(マイナス90.9%)を中心に大きく減った。