【ニューヨーク聯合ニュース】訪米中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日午後(現地時間)、国連総会が開かれているニューヨークで英国のジョンソン首相と会談した。

 文大統領は朝鮮半島情勢や朝鮮半島の非核化と平和定着に向けた韓国の努力について説明し、朝鮮半島平和プロセスの進展に向けた英国の持続的な支持を要請した。

 韓英首脳会談の開催は、6月の主要7カ国(G7)首脳会議に合わせて英国で行われて以来で、英国側の要請で実現した。

 文大統領は情勢安定が重要なときに北朝鮮が相次いでミサイルを発射したことに懸念を示すとともに、状況の安定的な管理や対話の早期再開に向け関連国が努力していかなければならないと強調した。

 北朝鮮は今月11日と12日に巡航ミサイルを、15日に弾道ミサイルをそれぞれ発射した。北朝鮮の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会決議違反になる。

 ジョンソン首相は、朝鮮半島平和プロセス進展のための韓国政府の努力に対し支持の立場を改めて示し、可能な北朝鮮への関与を模索するために協力していくと述べた。

 また、両首脳は気候変動への対応で積極的に連携することでも一致した。英国は11月に国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を開催する。韓国は2023年に開催されるCOP28の招致を目指している。

 ジョンソン首相はCOP26の成功に向けた韓国側の積極的な寄与と11月1〜2日に開かれるCOP26首脳セッションへの文大統領出席を要請した。

 両首脳は新型コロナウイルス流行により両国間の貿易と投資が昨年はやや萎縮したが今年に入り急速に回復しており、1月に発効した両国間の自由貿易協定(FTA)が安定的に運営されていると評価し、両国間の実質的な協力の強化についても意見を交換した。