【ニューヨーク聯合ニュース】国連総会に出席するため米ニューヨークを訪問している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日(現地時間)、ベトナムのフック国家主席と会談し、両国が最適の協力パートナーであるとの認識を共有し、来年に国交樹立30周年を迎える両国の関係を格上げすることで一致した。

 ベトナムは韓国政府の掲げる新南方政策の中核パートナーで、両国は2009年に戦略的パートナー関係を構築した。

 文大統領は今回の首脳会談を契機とした関係格上げを歓迎し、両国関係の実質的な発展に期待を示した。フック国家主席は今後30年を準備するための両国の未来協力ビジョンの具体化を提案した。

 また、両首脳は新型コロナウイルス克服と経済回復に向けて協力することでも一致した。韓国とベトナムの1〜7月の貿易額は約477億ドル(約5兆2127億円)で、新型コロナ流行前の2019年1〜7月に比べ22%増加した。韓国企業の対ベトナム投資も持続的に拡大している。

 文大統領はコロナ後の経済回復の過程での緊密な協力、第4次産業革命とデジタル時代に合わせた協力拡大、気候変動など新たな挑戦に対する協力の必要性について言及した。

 このほか、北朝鮮との対話再開に向け、引き続きベトナムが建設的な役割を果たすよう要請した。

 一方、両首脳はミャンマー情勢に関連し、東南アジア諸国連合(ASEAN)の建設的かつ包容的な役割に対する支持を再確認し、ミャンマーの民主主義回復、平和と安定のために緊密に協力していくことを申し合わせた。