【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は26日、新型コロナウイルスへの対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、60歳以上の高齢層や医療従事者など高リスク群を対象にワクチンのブースター接種(追加接種)を実施する方針を発表した。疾病管理庁がこうした内容を盛り込んだ10〜12月期の接種計画を27日に発表する予定という。

 金氏はまた、10月初めからワクチンの1回目と2回目の接種間隔を短くして接種完了率を引き上げるほか、接種の対象を青少年や妊婦に拡大する方針を示した。

 韓国では先週、1日当たりの新規感染者数が初めて3000人を超えるなど、秋夕(中秋節、今年は9月21日)連休中の大規模な人の移動による感染拡大が懸念されている。

 金氏は「非常に厳しい状況」と懸念を示した上で、「今週の防疫状況が段階的な日常の回復への出発点を決める」と強調し、国民に感染拡大防止への協力を呼びかけた。