◇政府「現コロナ感染防止策の維持困難」 10月末にもウィズコロナ転換へ

 韓国政府が、現行の新型コロナウイルス感染防止策「社会的距離の確保」をこのまま維持するのは困難な状況だとして、感染対策と経済・社会活動を両立させる「ウィズコロナ」への転換のための方策を講じる立場を改めて示した。ウィズコロナへの転換の時期として10月末〜11月初めを挙げた。権徳チョル(クォン・ドクチョル)保健福祉部長官は28日、ソウル市内で行われた討論会の冒頭で「新型コロナワクチンの接種率が大きく上昇したほかの国を参考にすると、現在の社会的距離の確保を引き続き維持できるかどうか(分からない)」とし「国民が防疫規則を順守し続けるのが非常に難しい状況だ」と述べた。

◇北朝鮮が金与正氏談話発表から3日でミサイル発射 韓国の反応うかがう?

 北朝鮮が、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長による条件付きの南北関係改善の可能性に言及した談話発表からわずか3日で短距離ミサイル1発を発射し、背景が注目される。今回のミサイル発射は韓国政府の反応をうかがうためのものだとの見方が多い。対韓・対外業務を総括する金与正氏が談話を通じて南北対話や関係修復に向けたシグナルを送りながら、北朝鮮の兵器実験を「挑発」と罵倒しないという前提条件を掲げ、韓国側の態度変化を見守るとの立場を示したためだ。

◇SKイノベーション 米でフォードと車載電池工場建設へ

 石油化学大手のSKイノベーションが米フォード・モーターと共同で、フォードの電動車向けの電池(バッテリー)工場を米国に新設する。SKイノベーションは28日、前日に取締役会を開き、フォードとの合弁会社で車載電池事業を手掛けるブルーオーバルSKの工場建設に対し5兆1000億ウォン(約4800億円)の新規投資を決めたと発表した。同社の単一の投資案件としては最大となる。

◇コロナワクチン接種 来月からペース早まる見通し

 来月から新型コロナウイルスワクチン接種のペースがさらに早まる見通しだ。これまで接種対象から除外されていた満12〜17歳と妊婦、18歳以上の未接種者への接種が本格化するためだ。27日午前0時現在、1回目の接種を終えた人は累計3809万1953人で接種率は人口の74.2%を記録した。2回目の接種まで完了した人(2323万7917人)は人口の45.3%に達し、青少年、妊婦らへの接種が進めば、接種率は急上昇するとみられる。