【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、最高人民会議(国会に相当)第14期第5回会議の1日目が28日に平壌で開かれたと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は出席せず、韓国や米国へのメッセージは出なかった。

 会議には崔竜海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長や金徳訓(キム・ドクフン)首相ら代議員を兼任している党幹部と高官が出席した。

 1日目は予告していた市・郡発展法や青年教養保障法の採択、人民経済計画法の改正などについて議論し、採択前の審議を進めることにした。

 また、昨年4月に再資源化(リサイクル)法を制定した後の成果と経験、不備などをまとめ、再資源化法を徹底的に執行するとの決定を全会一致で下した。

 高麗航空総局の名称を国家航空総局に変更する問題も案件となったが、2日目の会議で議論されるとみられる。

 最高人民会議は北朝鮮の憲法上の最高主権機関。通常、毎年4月ごろ定期会議を開いて憲法・法律を改正し、内閣や国務委員会など主な機関の人事を行う。今年は1月に続き2回目の会議招集となる。12年と14年、19年も2回開かれた。

 代議員ではない金正恩氏は19年4月に開かれた第14期第1回会議で国務委員長として施政演説を行ったが、第2回会議(19年8月)、第3回会議(20年4月)、第4回会議(21年1月)は出席していない。