【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の夫勝チャン(プ・スンチャン)報道官は30日の定例会見で、米国が在韓米軍の規模を維持し、巡回配備部隊を常時駐留に転換させる方針を明らかにしたことについて、「韓米の国防当局が意思疎通を続けた結果」として、「韓米同盟が重要だという証」と評価した。

 米国防総省から事前に説明を受けたという。

 米国防総省はバイデン大統領の就任後、初めて行った海外駐留米軍の配備の検討結果を発表。在韓米軍の場合、現在の兵力を維持する一方、巡回配備してきた攻撃ヘリ「アパッチ」部隊と砲兵旅団本部を常時駐留部隊に転換する方針を明らかにした。

 ただ、中国けん制に焦点を当てたため、対北朝鮮抑止の枠を超え、中国けん制など海外駐留米軍の域外作戦のための在韓米軍の戦略的な柔軟性が強化されるとみられる。

 来月2日にソウルで開かれる韓米定例安保協議(SCM)で米国の中国けん制戦略の一環として、韓国に協力強化などを要請するとの見方もある。夫氏は「在韓米軍の主な目的は朝鮮半島での武力紛争防止」とし、「そのほか、北東アジアの平和と安定増進に重要な役割を果たしている」と述べた。

 一方、オースティン米国防長官はSCMに出席するため、来月1日午後にソウル南方の平沢市にある烏山空軍基地に到着する。