【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は26日、北朝鮮メディアが25日の弾道ミサイル発射を報じなかったことについて、記者団に「軍事技術的な必要性と対内外の政治的な考慮があり、発射報道は軍事技術的な必要性より政治的な思惑がより大きく考慮される」と述べた。

 また、「ミサイル発射と発射報道を分けて見る必要がある」として、「報道していないのは南北関係や朝鮮半島情勢、対内的な状況に対する(北朝鮮の)評価に起因する」と説明。「評価の内容が何かは予断しにくい」とし、「状況を見極めながら総合的に分析しなければならない」と述べた。

 北朝鮮は25日、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」とロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版と呼ばれる「KN23」と推定される弾道ミサイル計3発を発射したが、北朝鮮メディアは発射について報じていない。

 一方、北朝鮮の新型コロナウイルス感染状況に関しては、「北の発表だけを見れば好転していると判断できるが、北の内部状況や統計算出基準が分からないため、好転しているかどうか判断しにくい側面がある」と慎重に見極める考えを示した。

 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、新型コロナの感染者とみられる発熱者は24日午後6時からの24時間で新たに約10万5500人確認された。新たな死者は3日連続で報告されなかったという。