【マドリード聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は30日(現地時間)、スペイン・マドリードでチェコのフィアラ首相と首脳会談を行い、韓国の原発のセールスに乗り出した。

 両首脳は、両国が原発、電気自動車(EV)、クリーンエネルギーなど多様な分野で戦略的パートナー関係を深めていると評価した。

 尹大統領は、チェコのドコバニ原発の増設に世界的な競争力を備えた韓国企業が参加できるよう関心と支援を要請した。

 フィアラ首相は韓国側の技術力と経験についてよく知っているとし、チェコ側の最終的な立場を決定する際に尹大統領の説明を適切に考慮すると述べた。

 尹大統領は、韓国が目指している2030年国際博覧会(万博)の釜山誘致に対する支持も訴えた。

 また、欧州の生産拠点であるチェコで活動中の韓国企業にも関心を持ってもらいたいと要請。フィアラ首相は両国間の互恵的協力がEV用バッテリー、水素など未来産業分野にも拡大することを希望した。

 このほか、尹大統領は北朝鮮の完全な非核化達成に向けたチェコ側の持続的な関心と協力を求め、フィアラ首相は韓国政府の対北朝鮮政策への支持を表明した。

 両首脳は、チェコが今年下半期(7〜12月)に欧州連合(EU)の議長国を務めるのを機に、韓国とEU間の協力強化に向けて努力することで一致した。ロシアによるウクライナ侵攻の早期終息と平和回復、民主主義の価値規範に基づく秩序の維持に向けた緊密な連携の必要性も確認した。