【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は5日、辞意を表明していた金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長について、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官が建議した金氏の免職案を裁可した。同部が発表した。

 検察から捜査権が移管されることになった警察の権限の肥大化をけん制するため、行政安全部が同部内に「警察局」を新設するなど警察への統制を強化する方針を発表したことに対し、警察内部から強く反発する声が上がっていた。また、警察が大統領の決裁を受ける前に幹部の人事を発表したとして、尹大統領が厳しい口調で非難したことを受け、金氏は先月下旬、混乱を招いた責任を取り辞意を表明した。

 一方、李長官は次期警察庁長に同庁の尹熙根(ユン・ヒグン)次長を推薦し、尹大統領が承認したと明らかにした。今後、国会の人事聴聞会に向けた準備が進められる。