【ソウル聯合ニュース】韓国の公式記念日「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」を4日後に控えた10日、ソウルの日本大使館付近で「第10回世界日本軍『慰安婦』をたたえる日世界連帯集会」と慰安婦問題の解決を求める「第1556回水曜集会」が同時開催された。

 日本軍慰安婦被害者をたたえる日は、1991年8月14日に韓国で初めて故金学順(キム・ハクスン)さんが慰安婦としての被害を公の場で証言したことをたたえ2018年に記念日となった。

 慰安婦被害者を支援する韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」はこの日、8カ国・地域の86団体と共に集会を開き、全国各地から集まった学生や市民など約300人が参加した。

 正義連の李娜栄(イ・ナヨン)理事長は、「毎年、慰安婦被害者をたたえる日に合わせ国内外の多くの人が被害者の人権と名誉の回復、平和な世界を願う活動をしてきた」とし、「それにもかかわらず、日本政府は被害者の存在を消し、否定している」と述べた。

 また、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は韓日関係改善の条件として慰安婦問題の解決策を示すよう求める日本政府に対し、2015年の韓日合意の精神を尊重するとして屈従的な姿勢を貫いているとしながら、「われわれはこれに屈することなく、より多くの世界市民と手を取り合い、連帯して声を上げる」と強調した。

 この日は集会に反対する保守系団体も同じ場所で集会を行ったが、大きな衝突はなかった。