【ソウル聯合ニュース】韓国の中央災難(災害)安全対策本部によると、8日から首都圏(ソウル市、仁川市、京畿道)などで降った記録的な大雨により、12日午前6時までに13人が死亡(ソウル市8人、京畿道3人、江原道2人)、6人が行方不明(ソウル市1人、京畿道3人、江原道2人)となっている。ソウル市瑞草区内でマンホールに吸い込まれて行方が分からなくなっていた女性が11日深夜、現場から4キロ離れた地点で死亡しているのが新たに見つかった。

 自宅から避難している人はソウル市や仁川市、京畿道などの主要7市・道とその他の54市・郡で計6299人に上る。このうち住宅の破損や浸水などの被害を受けた人が1492人、一時避難している人が4807人。各自治体と災害救護協会、赤十字社などが救援物資を配布した。

 これまでに民間施設の被害は3879件報告された。農耕地の冠水は878.5ヘクタールに拡大した。このうち忠清南道が473.2ヘクタール。また、京畿道と忠清南道を中心に8万6552頭の家畜が死ぬ被害が出た。

 住宅・店舗の浸水は3819棟で、うちソウル市が3453棟となっている。

 土砂流出が46件、擁壁・塀の崩壊が11件あった。

 公共部門の被害は656件となっている。道路・斜面崩落が93件、上下水道施設の被害が39件、線路の冠水が17件、文化財の被害が48件など。軍事施設で80件、学校施設で126件の被害も出ている。

 河川沿いや国立公園内などで立ち入りが禁止された所がある。竜仁ソウル高速道路では西板橋インターチェンジ付近の3.8キロの区間が部分的に、江原道の国道31号線と38号線の一部区間もそれぞれ通行止めとなっている。

 大雨の影響で1万7127世帯が停電したが、11日午後6時半までにすべて復旧した。

 警報や注意報は11日午後7時にすべて解除された。12日は午前中、全羅道や慶尚北道南部、慶尚南道、済州島で雨が降る所がありそうだ。