【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山市の朴亨ジュン(パク・ヒョンジュン)市長が大統領室に、人気音楽グループのBTS(防弾少年団)の兵役に関し、芸術・スポーツ要員としての代替服務の適用を建議した。BTSは2030年の国際博覧会(万博)の釜山誘致に向けた広報大使を務めており、朴氏はBTSの役割の重要性を訴えた。釜山市が18日、伝えた。

 韓国は万博誘致に向け外交力を総動員しているが、競合するサウジアラビアもアグレッシブな誘致活動を展開し、競争が激しさを増している。朴氏は、世界で活躍するBTSが積極的な誘致活動を展開すれば想像以上の大きな力になると判断し、熟慮の末に建議したと説明した。

 朴氏は「韓国で軍服務の義務が持つ象徴的な意味は十二分に分かっている」とし、BTSへの軍免除の恩恵を求めるものではないと強調。「BTSが代替服務制度の適用を受けられるなら、メンバーには軍服務に劣らない国家的な責任感が与えられることになり、彼らにしか発揮できない力で国のために奉仕することになる」との見解を示した。

 同氏は「韓国への忠心、そして釜山の未来のため、万博誘致を熱望する釜山市民の気持ちをくみ取ってほしい」と訴えた。

 現行の兵役法は、大統領令で定めた芸術・スポーツ分野の特技を持ち、かつ文化体育観光部長官が推薦した人について芸術・スポーツ要員として代替服務できるよう規定している。だが、芸術・スポーツ分野の特技に大衆文化は含まれていない。

 BTS最年長メンバーのJIN(ジン)は1992年生まれで、兵役法により文化体育観光部長官の推薦を受けて満30歳まで軍入隊が先送りされたが、今年末までには入隊することになる。