【井邑聯合ニュース】日本の鳩山由紀夫元首相は24日、韓国南西部・全羅北道井邑市を訪れ、特別講演を行った。

 鳩山氏は講演で、両国関係の改善のためには何よりも「日本の態度が重要」とし、日本が無限責任の姿勢を持てば両国の問題が解決可能だとの見解を示した。旧日本軍の慰安婦問題、日本による植民地時代の徴用被害者への賠償問題が解決されず現在の両国関係が冷え込んでいるとしたうえで、日本の十分な謝罪が行われなければ解決は難しいだろうと強調した。

 日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」について、日本の支配から脱するための運動で、当時、多くの命が犠牲になったとし、日本人として深く謝罪すると述べた。

 また、全羅南道珍島郡の住民たちが、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際に朝鮮水軍が日本船を撃破した鳴梁海戦で戦死した日本側戦死者の慰霊祭を開いていると紹介し、多くの日本人に知ってもらえば両国関係がさらによくなるだろうとも語った。

 鳩山氏は同日午前、珍島郡で開かれた慰霊祭に出席した後、井邑市にある三・一運動記念塔を参拝した。

 慰霊祭は鳴梁海戦の日本側戦死者が埋葬された珍島郡の倭徳山で執り行われ、鳩山氏は追悼の辞を述べた。