【ソウル聯合ニュース】2012年から今年までの10年間に、韓国に定着したが北朝鮮に戻った脱北者は今年の1人を含め計31人となっていることが27日、分かった。

 統一部が国会外交統一委員会所属の与党「国民の力」の金台鎬(キム・テホ)議員に提出した資料で明らかにした。

 年別では12年と13年がそれぞれ7人、14年と15年がそれぞれ3人、16年と17年がそれぞれ4人、19年と20年、今年がそれぞれ1人だった。

 統一部は脱北者が北朝鮮に戻った理由について、韓国定着の困難さ、北朝鮮に残った家族への思い、その他のさまざまな要因が複動的に作用したと推定している。

 北朝鮮に戻った脱北者が再び韓国入りしたのはこの5年間に2件だった。16年に北朝鮮に戻った脱北者は17年に中国を経由し妻と共に韓国に入国した。この脱北者は国家保安法違反の罪で懲役3年6か月の実刑を受けた。19年に再び韓国入りした脱北者は南北交流協力違反の罪で懲役6か月、執行猶予2年を言い渡された。

 一方、統一部が最大野党「共に民主党」の李在汀(イ・ジェジョン)国会議員に提出した資料によると、韓国入りした脱北者は12年から19年まで毎年1000人を超えていたが、20年には229人に急減。21年は63人、今年は6月までに19人となった。