【ソウル聯合ニュース】韓国高速鉄道のKTXなどを運行する韓国鉄道公社(コレール)と全国鉄道労働組合は2日早朝、今年の労働協約締結に向けた団体交渉で暫定合意した。労組は同日午前9時からの決行を予告していたストライキを撤回した。全ての列車が通常通り運行される。

 労使間では、時間外労働手当や退職金などの算定ベースである通常賃金を巡る支払い判決によって増えた給与を人件費に含むかどうかが最大の焦点となっていた。双方は公社が企画財政部と協議しながら3年かけて段階的な解消策を講じることで合意した。

 今回の交渉妥結の背景には、労組がストを決行する場合、首都圏の列車運行本数の削減に伴う車内の混雑が避けられず、ソウル・梨泰院の雑踏事故のショックが強く残る中で世論の悪化を招きかねないとの懸念があったとみられる。  

 ソウルの地下鉄を運営するソウル交通公社も1日に労使交渉を妥結させ、労組はストを1日で終了している。