【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁で2日、収賄罪や職権乱用罪に問われた曺国(チョ・グク)元法務部長官の論告求刑公判があり、検察は懲役5年と罰金1200万ウォン(約120万円)、追徴金600万ウォンを求刑した。

 曺被告は文在寅(ムン・ジェイン)前政権で青瓦台(大統領府)の民情首席秘書官、法務部長官を務めた。検察は「被告は証拠から目を背け、反省していない」と指摘した。

 曺被告は子どもの不正入学に絡む業務妨害、虚偽公文書作成・行使などの罪や、娘の奨学金を不正に受給した収賄罪などで2019年12月に起訴された。その翌月には、高官らの不正を調べる民情首席秘書官を務めていた際、文在寅氏に近いとされた柳在洙(ユ・ジェス)前釜山市副市長に対する監察を打ち切った職権乱用の罪で追起訴された。

 曺被告の妻で、娘の不正入学を巡る業務妨害や私文書偽造などの罪に問われたチョン・ギョンシム前東洋大教授は大法院(最高裁)で懲役4年の判決が確定した。息子の不正入学に絡み追起訴されており、検察はこれについて懲役2年を求刑している。