【世宗聯合ニュース】韓国で昨年の1人当たりの年間コメ消費量が30年前の約半分の水準まで減少し、過去最少を更新したことが、28日までに分かった。

 統計庁が発表した穀物消費量調査の結果によると、昨年の1人当たりの年間コメ消費量は前年比0.2キロ(0.4%)減の平均56.7キロで、30年前の1992年の消費量(112.9キロ)の約半分にとどまった。統計を取り始めた62年以降で最も少なかった。

 1人当たりの年間穀物(コメとその他の穀物)消費量(64.7キロ)も前年比0.3キロ(0.5%)減少し、過去最少を更新した。

 一方、食料品・飲料製造業のコメ消費量は69万1422トンで、前年比1.7%増加した。

 なかでもレトルト食品や冷凍食品、パックご飯など半調理食品を製造する「その他の食事用加工処理調理食品製造業」のコメ消費量は27.2%増加し、増加幅が最も大きかった。