【ニューヨーク聯合ニュース】国連総会は6日午前10時(日本時間同午後11時)、米ニューヨークの国連本部で安全保障理事会の非常任理事国のうち5カ国を改選する選挙を行う。韓国はアジア太平洋枠から唯一立候補しており、当選すれば2024年1月から2年間、非常任理事国を務めることになる。

 安保理は常任理事国5カ国と非常任理事国10カ国で構成される。非常任理事国は地域別に割り当てられ、今回はアジア太平洋から1カ国、アフリカから2カ国、中南米から1カ国、東欧から1カ国をそれぞれ選出する。

 韓国は競合相手がいないものの、選出には総会の投票国の3分の2以上の賛成が必要となる。投票権を持つ192カ国全てが投票すると仮定すると、最低128票を得る必要がある。国連アジア太平洋グループの承認を得た唯一の候補のため、韓国の当選は有力とみられている。

 選出されれば、韓国は2013〜14年以来、11年ぶりに安保理理事国に復帰する。安保理入りは初めて非常任理事国を務めた1996〜97年を含め、3回目となる。

 また、2024年は常任理事国の米国、23〜24年の非常任理事国の日本とともに韓米日がそろって安保理理事国として活動することになる。